導入事例サマリー
課題
A/E Graphicsでは、カラー文書や精細な原稿のスキャン需要が増加していました。これに伴い、自社のスキャン設備がそのニーズに十分対応できるかを検証する必要がありました。
一般的なコピーやスキャン業務には十分とされていたMFP(複合機)も、カラー文書や細かい図面においては性能面で限界が見え始めていました。
解決策
A/E Graphicsは市場にある主要なスキャナーを徹底的にテストした結果、単体スキャナーへの投資を決定しました。
同社は、米国ディストリビューターであるNational/AZONを通じて、Contexの大判スキャナー「HD Ultra X」を導入。これにより、顧客が求める高品質なスキャンサービスの提供が可能となりました。
成果
新たなスキャナーの導入により、A/E Graphicsはこれまで以上に幅広い原稿に対応できるようになり、対応可能な顧客層も拡大しました。
現在では、映画ポスターや古い新聞、精細な手描き図面など、多様な原稿のスキャン依頼が持ち込まれています。
既存のMFP(複合機)がある中で新たにスキャナーへ投資することは、一見すると重複しているように思えるかもしれません。しかし、実際にスキャン結果を比較すると、その違いは明確でした。
A/E GraphicsのパートナーであるTim Davis氏は次のように語ります。
「当社では、市場にある主要なスキャナーに加え、既存のMFPも含めて徹底的に比較テストを行いました。その結果、MFPと比べて2〜3倍優れたスキャン品質を確認できたため、単体スキャナーへの切り替えを決断しました。」

スキャナーオペレーター:Dan Stelpflug(ダン・ステルプフルーク)
A/E Graphics ミルウォーキー拠点
最高品質の再現性を実現
課題
A/E Graphicsは100年以上にわたり、ドキュメント複製ソリューションと高品質なサービスを提供してきました。近年では、従来の建築・エンジニアリング図面、地図、法務文書といった中核業務に加え、カラー文書や精細な原稿のデジタル化ニーズが増加しています。
同社のMFP(スキャン・プリント・コピー一体型)でもこれらの業務には対応できていたものの、顧客の大切な原稿に対して、より高品質な再現性を提供する必要性を感じていました。
スキャン需要の増加
解決策
パンデミックの影響により、A/E Graphicsにはスキャンサービスの依頼が急増しました。倉庫に保管された大量の文書のデジタル化から、アーティストによる精細な作品のスキャンまで、多様なニーズに対応する必要がありました。
こうした状況を受け、同社は2021年に従来の大判プリンター付属のMFPによるスキャン環境から転換し、各拠点に1台ずつ、計2台のContex製大判スキャナー「HD Ultra X(42インチ)」を導入しました。導入は米国ディストリビューターであるNational/AZONを通じて行われました。
HD Ultra Xは、技術文書、カラーグラフィック、アーカイブ資料など、さまざまな原稿に対応できる高性能な大判スキャナーです。
HD Ultra Xの特長のひとつが、Optimized Thickness Adjustment Control(OTAC)です。これにより、最大15mm(0.6インチ)の厚みを持つ原稿のスキャンが可能です。
また、LEDライトの採用やメンテナンス負荷の低さも、A/E Graphicsにとって大きな魅力となっています。さらに、ガラスは傷に強く、用紙搬送設計にも優れているため、消耗品の寿命を延ばすことにも貢献します。
「スキャン品質の違いは歴然でした。カラー原稿が増える中で、Contexスキャナーはより広い表現力を実現しています。大きな進化だと感じています。
現在お客様に提供している成果物は、以前と比べて2〜3倍の品質になっています。」
スキャンサービスへの需要は引き続き高く、ContexスキャナーはA/E Graphicsの高い品質基準に応える成果を提供し続けています。
A/E Graphicsが手がけた主なスキャンプロジェクトには、戦争終結を伝える1945年の新聞のデジタル化などがあります。
また、ContexスキャナーのオペレーターであるAndy Trudell氏は、バイクや映画のポスターのスキャンも担当しており、これらはポストカードサイズに縮小して印刷されています。さらに、あるアーティストは毎月A/E Graphicsを訪れ、鉛筆画をスキャンして拡大し、より見やすくする用途で活用しています。
「Contexスキャナーでは線の再現性が格段に向上しました。他のスキャナーでは背景や濃淡も多く拾ってしまっていましたが、Contexではよりクリアに仕上がります。」
― Andy Trudell(スキャナーオペレーター)
「Contexスキャナー導入以降、カラー表現のすべてが向上しました。カラー原稿には高い性能が求められますが、複雑な原稿になると他のスキャナーでは対応が難しくなります。」
Tim Davis(A/E Graphics パートナー)
顧客層の拡大
成果
Contexスキャナーの導入により、A/E Graphicsは大判スキャン分野におけるトップクラスのサービス提供企業としての地位をさらに強化しました。同社はすでに『The Daily Reporter』によりウィスコンシン州No.1の印刷会社として評価されていますが、その実績に大判スキャンサービスが加わる形となっています。
また、アートコミュニティが盛んな地域に拠点を構えていることから、アーティストが気軽に来店し、貴重な原画のアーカイブ化や印刷用データの作成に同社のサービスを活用しています。
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「カラー原稿が増える中で、Contexスキャナーはより広い表現力を実現しています。大きな進化だと感じています。」
― Tim Davis(A/E Graphics パートナー)


