USB 3.0 xDTR3
USB3.0を採用し、データの転送速度を限りなく理論値へ近づけるコンテックス独自の拡張データ転送レート xDTR3で生産性のボトルネックになりがちなI/Oインターフェースを最適化します。xDTRテクノロジと高速USB3.0のコンビネーションにより転送速度のパフォーマンスを向上し、市場最高のデータ転送速度を実現しました。
ギガビットイーサネット xDTR2.5
データの転送速度には、理論値と実効速度があり、通常実効速度は理論値に比べ、非常に遅くなっています。xDTRはコンテックス独自の拡張データ転送レートで、規格上の理論的転送速度に実効速度を限りなく近づける技術です。秒速100MBの転送時間を実現し、新技術によってxDTR2に比べ60%ほど転送速度が早くなっています。
1GBバッファーコントロール
スキャナのスキャンスピードが向上すると、スキャンデータの生成にデータの転送が間に合わず、スキャンが一時止まることがあります。この問題が発生する事が無いよう、スキャナ本体に1GBのバッファーを搭載し、本来のスキャンスピードを最大限に生かします。
コンテックス・パーフェクト・ライト
光源にLEDライトを採用しています。蛍光管ランプに比べ約10倍の寿命があり、交換の必要はほとんどありません。LEDは環境に有害な物質を含まず、消費電力が低く、熱を持ちにくい性質を持ち、また衝撃や振動に強い構造を持っています。厳選された白色LEDランプはCRI値90以上を誇り、一定した色温度を保っています。独自のディフューザーを通して光を均一に拡散し、自然光に限りなく近づけています。
FlexDoc – 機能的な原稿搬送機構
自動原稿厚調整機構、ペーパープレッシャーアジャストメント機構、多点ドライブ機構のコンビネーションにより原稿の搬送精度を向上しました。巻きの強い用紙や、折れ目やしわのある原稿、腰の弱い原稿、ポスターや厚紙などの原稿もより失敗のない速やかな用紙の挿入、および安定した搬送を実現しています。
FlexFeed – 機能的な用紙フィード機構
脱着可能なペーパーリターンガイドは原稿を下に落とすことなく、原稿挿入位置で原稿を取り扱うことができます。また脱着可能なペーパーガイドを採用し、用紙挿入の際、まっすぐに挿入するための用紙ガイドとして利用できます。原稿挿入口は従来よりも大きく、かつ漏斗型に設計されています。間口が広いので巻の強い原稿や用紙の上端が歪んでいても、簡単に原稿を挿入できます。
スナップサイズ – 用紙幅自動調整機能
用紙検知には認識率の高い光学メディアセンサーを採用しています。挿入された原稿を定型サイズの中から選択された規格で近似している幅(例えばA1、A0など)として認識し、スキャンすることができます。(Nextimage5と連動)
ALE – 高精度レンズ補正機能
Accuracy Lens Enhancement (ALE)は、CCDスキャナにおけるレンズの球面誤差を電気的に補正するもので、常にレンズの中心と同等の品質を実現します。コンテックスのALEは、業界で最も厳格に任意の2点間の精度を保持することが可能な技術です。レンズの球面誤差補正機能は、大判スキャナ業界においてコンテックス のみが実現しているテクノロジーです。
AccuColor – フル 48 ビットのワークフロー
各データプロセスで発生するノイズを考慮し、24bitデータを生成する直前まで48bit処理を実現。データプロセス上の劣化を最小限に抑え、より忠実なスキャニングを実現しています。
CCDテクノロジー
コンテックスのカメラスキャナは、高精細 CCD 技術により、カラーは48 ビット、モノクロは16ビットでデータをキャプチャーします。RGBのほかに、モノクロのチャネルをもち、スキャンオリジナルに含まれるどのような色情報も逃さずキャプチャーします。焦点深度が深いのが特長で、1,200dpiの光学解像度が細かい部分を精彩に読み取ります。
NEW ホワイトバックグランド
ホワイトバックグランドの形状に変更を加え、読取り面での原稿の擦れを最小限にしました。搬送経路に侵入した塵や埃でガラスプレートやホワイトバックグランドに傷がつく問題を低減し、これらの消耗品の交換頻度を下げ、スキャン品質をキープします。
NEW 多点ドライブ機構
定評のある多点ドライブローラーを当社比26%増やし、世界最速スピードでも原稿の搬送を安定させています。用紙はセンターロード、サイドロードどちらにも対応しています。
OTAC – 新メディア厚調整機構
Optimal Thick Adjustment Control – ワンタッチで厚紙のスキャンに対応できるシステム。
スキャナ背面にあるOTACレバーを操作することで上部カバーが上がり、最大15mm厚までの原稿を挿入できます。