印刷検版

オフライン印刷検版のソリューションに最適なスキャナ

Scanners for print inspection

 

印刷検版

さまざまな商業印刷、本、雑誌、新聞、食品の包装、医薬品の箱やマニュアル、あるいは回路基板であっても、そのプロセス上、最終製品の完璧な品質を確保するために、印刷検版は大切なプロセスとなります。こんにちのデジタルワークフローでは、刷り上がった印刷物は、印刷用の高解像度PDFから出力されており、したがって、このPDFと実際の印刷物に相違が無いことが求められます。しかしながら、印刷のワークフロー上、ゴミが印刷物に混入してしまったり、文字抜けや版ズレ、RIPによる文字や形の変形が出てしまう、といった問題が起きてしまうこともあります。

これまでは、人の目を介して、印刷見本と、印刷物を重ねて、何度も何度もめくることを繰り返して、差異を探すことで、検版していましたが、現在は、印刷機の中にCCDカメラを搭載し、印刷中に随時カメラで取得したデータから判別したり、それだけでは細かいところを見落としてしまうので、刷り上がった印刷物を、大判のスキャナでデータ化し、それをPDFを比較する、というソリューションが主流となっています。

 

検版におけるスキャン品質の重要性

デジタル印刷検版には、専用の検版ソフトウェアとの連携が不可欠です。刷り上がった印刷物からの抜き取り検査として、まずスキャナで印刷物をスキャンをしていきます。スキャンしたデータは検版ソフトウェアに受け渡され、ゴミや文字欠け、文字化け、太さや形の相違、レイアウトなど、多岐にわたって検査していきます。めくり検版同様、見本に対して、どんなエラーがあるかを、検版ソフトウェアが発見していきます。

スキャナーには、正確なカラー、高精度のスキャニング結果が求められます。

コンテックスのCCDスキャナ、CISスキャナは、検版用のスキャナとして、多くの検版ソフトウェア会社から勧めていただいています。

HD Apeiron/42 art scanner (logo)

  • 検版向け: 印刷物の抜き取り検査、刷り上がり直後でも非接触スキャン。シートスルーではスキャンできない、アルミへの直接印字等、様々なマテエリアルに対応可能
  • FADGI 四つ星、CRI>98以上
  • 非接触CCDスキャナ
  • 最大スキャンサイズ: 1067×1524 mm
  • 最大スキャン高さ: 130 mm
  • 被写界深度: +/- 10 mm

Contex HD Apeiron/42 large format art scanner - contact-free

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HD Ultra X logo Contex

  • 検版向け: 印刷物の抜き取り検査
  • シートスルー方式CCDスキャナ
  • 原稿の厚さ15 mmまで対応
  • 被写界深度: 7 mm

HD Ultra X large format scanner

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Contex quotation mark

 

“Contexスキャナーのスピードは、他を圧倒しています。しかし、それは単にスペックだけの話ではありません。非常にインテリジェンスなソフトウェアと、オペレーターレベルでもスキャンワークフローに品質保証を組み込めるその能力が重要です。”

ドイル・クライヤー、ナショナル・エイゾン社 ナショナル・アカウント・エグゼクティブ

Doyle Cryer

 

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IQ FLEX large format flatbed scanner logo

  • 検版向け: 印刷物の抜き取り検査に。シートスルーではスキャンできない、アルミへの直接印字等、様々なマテエリアルに対応可能
  • フラットベッド方式CISスキャナ
  • フェースダウン(原稿下向き)スキャン
  • スキャン領域: 457×610 mm)
  • 最大メディア厚: 制限なし
  • 被写界深度: 0.3 mm

IQ FLEX Contex flatbed scanner

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大判スキャンプロセスの成功を決定するものは何ですか?

世界最速・最高品質のスキャンを実現するには、スキャナの要件を相互に組み合わせ、連携させる必要があります。

コンテックスのサポートサービスディレクター、Dan Bennettが、4つのビデオで、大判スキャンプロセスの成功に不可欠な主要要件をご紹介します。(英語)

  • ハードウェア設計 (1:54)
  • ソフトウェアオプション (2:44)
  • 生産性と柔軟性 (1:31)
  • 画質 (2:41)
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検版プロセス

オフライン印刷検版の3つの主要なステップは以下のように構成されます。

1. スキャン:プルーファから印刷されたプルーフ、本機で最初に印刷をかけた中からの抜き取りなど、データから印刷物となったものは、検版のために、大判スキャナーで、鮮明にデジタル化し、品質評価に不可欠なあらゆる詳細を捉えます。

2.ソフトウェア分析:検版用のソフトウェアを使用して、スキャンした画像どうしや、元のデザインと比較します。これらのツールは、以下の機能を実行します。

  • 校正:テキストの不一致や誤植などを特定します。
  • パターン認識:点字や複雑なデザインなどの細部を検出します。
  • 色彩定量化:ブランディングの一貫性とコンプライアンスを確保するために、色の正確さを測定・検証します。

3. 品質検証:結果をレビューし、品質基準への準拠を確認し、必要に応じて修正・調整を行います。

検版の重要性

印刷検版は、精度とコンプライアンスが最重要視される業界にとって不可欠です。例えば、消費財のパッケージの検証、医薬品ラベルの規制要件への適合確認、高品質な印刷基準の維持など、印刷検査は信頼性と安心をもたらします。

大判スキャナのリーディングプロバイダーとして、私たちは重要な最初のステップである高品質な画像入力を確実に実現します。コンテックスのスキャナは、印刷検版市場においても、そのクオリティーとスピード、使い易さ、サポート体制で群を抜き、おおくの印刷検版ソフトウェア・ソリューション会社から支持されています。

Scanners for print inspection

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