スキャナ使用事例

歴史的な地図をデジタル保存する

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歴史的な資料の管理

1800年の初めのころ、現在のテキサス州がテキサス共和国として独立していた時期がありました。テキサス共和国は巨額の負債を抱えていて、返済のすべもありませんでした。借金を現金で返済する代わりに共和国は債権者に対し、土地を付与しました。この時、所有者の土地を示す線を描いた新しい地図が作成されました。1836年にまでは4200件もの土地貸与が行われ、その土地とドキュメントを管理するためにTexas General Land Office(GLO)を設立しました。今では3千6百万部以上のハードコピーの資料と45,000もの地図、スケッチ、測量に関する資料などを管理しています。

スキャナ導入の経緯

45000以上もの地図、スケッチ、測量に関する資料がTexas General Land Officeで管理されていますがそこに出向いて資料を閲覧するのは大変でした。2000年にこれら資料をオンラインでシェアできるようにと、そのプロジェクトが始まりました。このプロジェクトは大変実りのある成果を上げましたがオーバーサイズの原稿を効率よく正確に読み取るというのは至難の業であるという難解に何度となく足止めされることとなりました。

ソリューション

コンテックスHD Ultra Xの 60インチモデルを使用したスキャニングソリューションは、プレスキャンの手間を省いた効率的なワークフローを確立することを可能にし、スタッフの作業を大幅にカットすることができました。以前は6人がかりで作業していたオーバーサイズの原稿の読み取りも60インチモデルのHD Ultra Xスキャナで誰でも簡単に正確に読み取ることができます。。

導入効果

今日ではスキャニングの作業の生産性を25%以上向上させ、地図、スケッチ、測量に関する資料をオンラインで閲覧でき、また資料を購入することができるようになりました。これからの世代が引き続きこの歴史的な資料を管理できるプラットフォームを確立できたことは何よりの投資効果となりました。

お客様の声

「HD Ultra Xは高速なスキャンを可能にしながら最高品質の画像を作り出すことができるスキャナです。コンテックスのスキャナは他に類を見ない、信頼できるクオリティを持っています。」

— Jonathan Palmer,
Team Lead for the ScanLab,
Texas General Land Office

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